コンセプト的なにか
読み手の解釈に委ね
梳かれた言葉ごとに読み取る詞
捻り捩じった羅列・流れの一音
どれだけの意味が込められるか
心に浸透するような詩でも
世界が思い描ける小説とも遠い
形も話も見えないコトバたち
これを私は詞梳記コトバトキと称す。
(発行者:拈圖座 著者:麁 零嘩)
文字としての言葉を 口に出した時の舌触り 引っかかり 意味として感じることを 重ね掛ける、擦れては ざらついたコトバの羅列に中る。蠢いた時や物が パズルピースのように、くみ上げられる。アナタがワタシが、ただ乱雑な表皮が いつかなにかとかたちづくり、光と影が埋まるような レリーフ。
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